2006年1月25日(水)
産卵材採集(埼玉)

★バンガードさんと産卵材採集に行ってきました。

★バンガードさんは、シハイタケに関する記事を雑誌に執筆したぐらいのスペシャリストです。実は、一緒に行く約束をした時までは、その事実を知りませんでした。(汗) 知ってたら、同行するなどという暴挙には出なかったかも・・・。(爆)

まずは、★バンガードさんの家に向かいました。久しぶりの首都高は恐いですね・・・。左車線をのんびりと目的地まで向かいました。過去には、RX−7 に乗っていた自分とは思えない安全運転ぶりに自分でも苦笑い。(^_^.)
★バンガードさんに、メールで詳しく説明してもらってたので迷うことも無く無事に目的地に到着。方向音痴の自分にとっては、物凄い達成感・・・にっ、浸るつもりでしたが、早く着きすぎました。(爆)
10時半から11時の約束でしたが、着いたのは9時半・・・。渋滞などを考慮して3時間前に出たのですが、首都高は渋滞も無く順調だったので早く着いてしまいました。

とっ、言うことで仮眠です。(爆)

ご対面

10時半になったので、★バンガードさんに電話しました。

そして、感動のご対面!(*^ー^)八(^o^*)

★バンガードさんは、電話でも落ち着いた感じがしまいたが、第一印象も落ち着いた雰囲気の方でした。年齢による落ち着きというか貫禄があります。ベテラン!と、いう言葉がピッタリとハマる方です。

早速、採集に出発です!(^o^)丿

えっ!

自分が勝手に想像していたのですが、産卵材の採集場所は山の奥深くと思い込んでました。週末に降った雪が残っていたら山道も恐いなぁ。って、思ってました。

出発して、★バンガードさんの指示で細い路地を進むと、「ここで止めて」とっ、バンガードさん。指差された方を見ると、シハイタケ(支配茸)が付いた気がありました。雑誌に載せた木だそうで、見た方もいると思います。木は切られてしまってましたが、切り株の下部の部分にはシハイタケが確認できました。実物を見たのは初めてです。

ですが、驚いたのはその場所です。民家の軒先です。細い道路に面した場所ですが、どこにでも目にする普通の景色です。こんな場所に?が、本心でした。

目的地に到着

目的地は、山奥ではありませんでした。(汗) 防寒対策を万全にして臨んだのですが・・・。山奥の更にヤブ漕ぎして秘境に向かうと思っていたんですが・・・。(爆)
途中、見事な富士山を拝むことができました。今思えば、写真を撮っとけば良かったですね。晴天にも恵まれ楽しい一日になりそうな期待感も沸いてきました。(^^♪

目的地に到着して、5分もしないうちに発見しました!
そして、画像がシハイタケです。左側は朽ちて地面に転がっていた材です。そして、注目は右側の材です。これはシハイタケが木に周り、木の重さに耐えられなくなり折れた部分です。隣の木に寄りかかっているため地面に転がってませんでしたが、普通なら地面に倒れてますね。この木を見て支配茸の名前の由来が理解できた気がしました。途中の道路で見た木が切られていたのも倒れる危険があったからですね。

(右の画像をクリックすると拡大画像が見れます。)

シハイタケ(支配茸)

シハイタケの画像です。左が表側で右側が裏側です。

このシハイタケは緑色系ですが、ほかにも白に近い薄い灰色系・濃いめの灰色系・茶色系などがあるようです。一つ上の画像のシハイタケがそうかな?。
ですが、見分け方は裏側で見分けるそうです。シハイタケとそれ以外のカワラタケの違いは、茸の笠の裏側が乾燥すると短いブラシ状になり、大きめの笠の茸を折って横から見ると解るそうです。
持っていたデジカメが邪魔にならない方が良いと考えて古いデジカメを持って行ったのですが、綺麗に撮れなかったので自宅で再挑戦しました。分かりますか?

この茸が付くと最高にいい状態となり、巨大な木でも数年で朽ち木になると言われているそうで、上の朽ちて倒れた木を見ると大袈裟ではないですね。

(右の画像をクリックすると鮮明に見れると思います。)

クイズ

ここでクイズです。

画像の中にシハイタケが付いた木があります。どれか分かりますか?

道から写したのですが、このぐらいの距離から★バンガードさんは見つけてしまいます。結局、自分は★バンガードさんに言われて最後まで気付く感じでした。
指を指された方を見て、やっと気付くという感じでした。キャリアの差と注意力の差ですね。

(答えは、画像をクリック!)

勉強したこと

とにかく、「一にエノキ、二にエノキ。三四が無くて、五にエノキ!」というぐらいエノキに付くそうです。クヌギに付いたシハイタケも見ましたが、ごく僅かでエノキが9割以上でした。また、それ以外の木にはほとんど見られませんでした。

そして、木の上を見ること! 朽ちて死んでしまった木は枝が落ちてしまいます。たぶん、菌が回り朽ちてくるのが細い枝の方が早く、風が強かった日に折れてしまうのだと思います。なんで、枝が少ない木を見つけたら木を確認しにいきます。そしてシハイタケが付いていたら、木の周りを探してみると朽ちて折れ落ちた木が見つかります。その倒木にシハイタケが付いていたら菌糸が回っているか確認します。確認の方法は、木を切って切り口が全体的に白ぽく見えれば産卵木に適しているようです。左の画像は、まだ菌が回っていない木です。黒い線の中の部分は、まだ芯がある部分です。ただ、★バンガードさんぐらいになると、切っている感触で分かるようです。感じとしては、良い産卵材は柔らかく簡単に切れるそうです。切っていて硬い木はまだ早いとのことです。硬い木は飼育材には適していると言ってました。

右の画像は、シハイタケが付いた木の上部です。これは多分、上の部分が朽ちて折れてしまっているのだと思いますが、枝が無いことが分かると思います。

そして、産卵材採集は冬がベストシーズン! 葉が枯れ落ちて枝が見やすいのが理由です。たしかに、葉が茂っていたら先にある木が見れません。

シハイタケの笠が小さいもの、全体にぐるっと付いていない材は産卵材には早いようです。まだ、材にシハイタケが付いてからの月日が浅いためです。

おしまいに

採集が終わり、ファミレスで色々とお話をお伺いする時間がありました。さすがに経験も知識も豊富で時間がいくらあっても足りない感じでした。
10年以上も昔の話や当時のエピソードを聞き、クワ採集や飼育の成り立ちなど勉強になることばかりでした。それ以外でも興味深い話は尽きませんでした。

印象に残った中でも、「採集したオオクワを放虫された虫じゃないかと言う人もいるが、希少価値や販売価値を考えなければ、趣味としての採集の楽しみ、採集した時の喜びは同じ」という意見を聞いて、その通りだと思いました。産地の細かい表示にしても希少価値を高める要素が強いと感じます。「売るため」の考えが先行しているように思います。同じものでは売れなくなるのは、クワだけではなく商売全般の鉄則ですから、ある程度仕方ない部分もあると思いますけどね。

そして、画像は本日の収穫です。(^o^)v 全ての材は、★バンガードさんが見つけたものですが、ほとんどの材を頂きました。(汗) 今後は、今日の経験を糧に自分一人でも採集できるようになりたいです。(^o^)丿

最後に、★バンガードさん、同行させていただいてありがとうございました。m(__)m また、そのうち行きましょうね!

(もっと詳しく知りたい方は、★バンガードさんのサイトをクリック!)